Rp.7 手術後のティーエスワン継続服用の患者さん 【症例提示編】

Rp.シリーズ第７回目です。

このシリーズは日常業務の中で遭遇した処方内容を症例提示ささていただき、

後程私見を述べさせていただくスタイルで投稿しています。

手術後のティーエスワン継続服用の患者さん【症例提示編】

今回は胃体部癌の手術後にティーエスワン継続服用中の患者さんの症例です。

患者背景
64歳　男性　Ht：173cm　BW：67.0kg　BSA：1.799m^2
主病名：胃体部癌　他既往歴無し
20XX/03/01　腹腔鏡下幽門側胃切除術　実施
03/25　外科からティーエスワン配合ＯＤ錠Ｔ２０　6錠２× nMA 　を2投１休にて開始
その間著明な副作用等認めず07/22まで同量にて継続。
07/01   著変無いため下記処方Rp.1と2をDo.にて処方
（アドヒアランスは良好にて前回処方のRp.1残薬無し、Rp.2は１回分残あり）
07/22　Rp.1と2は今回もDo.にて処方
（アドヒアランスは良好にて前回処方のRp.1残薬無し、Rp.2は２回分残あり）
本日は眼の異物感の訴えにてRp.3を初回処方にて追加

処方（外科より）
Rp.1　ティーエスワン配合ＯＤ錠Ｔ２０　6錠２× nMA　　１４Td
Rp.2　マグミット錠５００ｍｇ　　　　　1錠　頓服　便秘時に寝る前服用　5回分
Rp.3　ヒアレイン点眼液０．１％　　　　2瓶　両目　1回1滴点眼　5～6回／日

このような処方が胃体部癌患者さんに対しなされました。
この処方を手にした皆さんはどのような調剤～薬剤交付までの流れをとりますか？
ぜひご高察をお聞かせください！
（著者の私見は概ね一週間後に会員限定ブログで公開予定です）