Rp.シリーズ第2回目です。

このシリーズは日常業務の中で遭遇した処方内容を症例提示ささていただき、後程私見を述べさせていただくスタイルで投稿しています。

今回は2人のお子さんに処方された坐薬の保管方法に関する話。

生後1.5ヶ月体重5kgの男の子と2歳体重10.5kgの女の子を連れた保護者の方が来局。
各々の処方箋を提出され調剤〜服薬指導と薬剤交付の流れに。

処方薬はいくつかありましたが、感冒に対する処方で
それぞれ去痰薬や鎮咳薬の内服薬と共に
男の子にはアルピニー50 1回1個 発熱時
女の子にはアンヒバ100   1回1個 発熱時
の処方がありました。

指導の際には電子添文の通り
アルピニーは室温で、アンヒバは冷暗所での保管を指導しました。
すると保護者の方から質問が!
「どっちも熱冷ましの坐薬なのに片方は室温で、もう片方は冷蔵庫なんですか?違う成分ですか?」
と。

どちらもアセトアミノフェンを主成分とする解熱・鎮痛の効能効果を有する坐薬ですね。そして基剤もハードファットで同じ。
なぜ貯法に違いがあるのでしょうか?
そしてどの様に皆さんならお答えになりますか?

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