Rp.シリーズ第13回目です。
このシリーズは日常業務の中で遭遇した処方内容を症例提示ささていただき、
後程私見を述べさせていただくスタイルで投稿しています。
2024年の3月から開始したこのRp.シリーズのブログも一周年を迎えました。
この一年間、様々な当会の活動を行って参りました。
このブログを含め、今後も今まで以上に精力的に活動していきたいと思っておりますので
皆様のご支援ご協力、さらにはご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
それでは今回の症例提示です。
(一周年だからといって特にちなんだものではありません)
バラシクロビルの処方
59歳 女性
「数日前から左口角から水漏れる。
左目から涙がでる。舌の左半分味がしない。」
との訴えで脳神経外科を受診。
採血結果では肝機能・腎機能共に正常範囲内
既往歴:アレルギー歴含め特記すべき病歴無し
診察の結果下記の処方を持参しました。
3日後再診予定ありとの事。
さて、どんな処方かと言いますと・・・?
Rp.1
バラシクロビル錠500mg 2T 2×nMA /5Td
Rp.2
プレドニゾロン錠5mg 12T 2×nMA /3Td
Rp.3
ランソプラゾールOD錠15mg 1T 1×nM /3Td
Rp.4
メコバラミン錠500μg 3T 3×N /10Td
高齢者ではない肝・腎機能正常者にバラシクロビルが
1000mg 2×の処方だから単純疱疹?
単純疱疹なのに高用量ステロイド?
皆さんはどうお考えでしょうか?
ぜひご高察をお聞かせください!
(著者の私見は概ね一週間後に会員限定ブログで公開予定です)
1件のコメント
Rp.13 バラシクロビルの処方【回答編】 – 薬剤師倫理学会 · 2025年3月9日 09:29
[…] Rp.13 バラシクロビルの処方 【症例提示編】 […]
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