薬剤師倫理学会入会のご案内
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私たちと一緒に薬剤師を取り巻く種々の問題を少しずつ解決して
薬剤師の職能拡大をしませんか?
日常業務の中で私たちはさまざまな場面に遭遇するのではないのでしょうか
例えば、
・薬剤師が薬学的知識に基づいて大丈夫と判断しても、法律でダメな時どうするか
・薬剤師の海外では薬剤師の職能が拡大しているが、日本ですすめるにはどのような法律が必要なのか?
本会は、薬剤師の日々の業務における法と倫理が対立するこういった場面での一定の基準を作る事を趣旨として当会を設立しました。
2024年9月にさいたまで開催された第57回日本薬剤師会学術大会で、私達はそのとりかかりとして、
クラリチンの服用を希望する仮想場面を示し、異なる3種類勤務先の薬剤師の見解を得てその各々の見解に対して
薬剤師としての判断の妥当性と法的責任について検討し発表しました。
この発表をまとめる一連の作業の中で、法律家の先生から意見を伺ったところ、
薬剤師業務の定義に関する法的脆弱性を指摘され、業務を行う上で、
薬機法などの関連法規が私達にとって十分なものとなっていないことに気づかされました。
それは、調剤以外の業務は直接的に薬剤師業務とする法的根拠はなく、
他の法律で受動的に示されているに過ぎない事です。
・倫理が対立する場面となった場合に一定の基準がない
・調剤以外の現在薬剤師が担っている業務に対して法的裏付けがない
私たちは、一朝一夕に解決できないこの問題について焦点をあて、
今後より多くの事例の収集や調査等を通して研究を進めていく必要があると考えました
まずは、
① 薬剤師の業務が法的に調剤のみである事
それ以外はほぼ通知にだけで法的裏付けなし
薬剤師の社会的有用性を明示すること。
(その為に、調剤以外で薬剤師が 《服薬指導や衛生管理指導など》行っている事「について」、
社会的に功を奏している事が分かる調査を行った書面作成)
② 現在直接の法的根拠がない業務においても責任感と倫理観を持ちながら多くの薬剤師は業務に当たっている。
それら活動に対する直接の法的裏付けを与えることは必須と考えそのための研究調査を実施する。
(法律や省令を調べ現実の薬剤師業務との齟齬を調べる研究調査)
③ 法を変更、追加するにしても、公務員の方々が検討する資料
「薬剤師の仕事の内容、法的にどんな意味があるのかの考察をした資料がありません」
といった点に焦点を当て、薬剤師業務の法的裏付けを確立するため、研究活動を推進します。
薬剤師業務の法的裏付けを確立する為、既に当会は動き出しています。その一例として
日本薬剤師会傘下である地方薬剤師会の場で口頭にて発表と啓蒙を促す事
法律的根拠の積み重ねとなる文書の作成
厚労省はじめ省庁に対して薬剤師の業績の記録を積み上げる事
に取り掛かりました。
行政府である各省庁の図書室に医学歯学は資料があれど薬学に関する資料が少なすぎます
これでは薬学の審議材料が少なすぎ現場の判断が反映されにくいと考えます。
検討資料は多い方が審議の時に様々な意見の取入れが出来ます
薬剤師の職能を広げるという事は法的問題を解決していかないと出来ません。
だからこの作業が大切なのです
今回医学薬学分野の先生方、法律家のご協力も得ています
私たちと一緒に薬剤師を取り巻く種々の問題を少しずつ解決して
薬剤師の職能拡大をしませんか?
当会は若い薬剤師先生に是非一緒に考えて次のステップへ行きたいと思っています
当然、若い先生方の立場は、労働問題、雇用問題を含め
理事代議員はじめ協力弁護士の先生が守ります
あなたの参加を全員がお待ちしています 。
入会金 年会費案内
正会員
入会金 15000円
年会費 10000円
計25000円です
合格2年以内は↓ 入会金年会費 込みで 15000円です。
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